流山100ヶ所:オランダ観音
流山100ヶ所/オランダ観音
メモ:アクセスは東側の南北の道路からアクセスするしかない。通りに面して東西に延びる参道あって奥までくぐっていく。
所在地:東初石5丁目153-17(新C92街区1)→ 区画整理により新住所はおそらく“おおたかの森北2丁目40番地の7”
経度緯度(10進数)[N,E]: 35.878015,139.924659 地理院地図
流山100か所めぐり オープンデータ上は35.878058,139.924611ですが、地理院地図やgoogle maps上の衛星写真などの地図で目測確認すると、35°52'40.9“N 139°55'28.8”E(35.878015,139.924659)がより妥当と思われる。
流山100か所めぐり(46) : 延宝4年(1676年)建立の馬頭観世音をまつる祠堂。江戸時代建立の馬頭観世音(ばとうかんぜおん)の石塔。幕府がオランダを通じて得た洋馬をこの地に放牧したが、風土になじまず不慮の死を迎えた。村人はそれを哀れみ祠を建て、オランダ観音と呼び霊を慰めたという。
流山市観光協会:徳川幕府は早くから馬匹改良のため、オランダ経由で、大きくて力強く美しいペルシャ馬を輸入した。四代将軍家綱の頃、小金牧に放されたペルシャ馬は、日本馬となじめず、気候環境の変化も手伝い暴れまわったので、ついに狙撃され、傷を負い、十太夫新田の沢に辿りつき、水を飲みながら息絶えたと伝えられている。後年、里人がこれを憐んでオランダ観音として祀った。
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